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法人税等 計算ツール(中小法人・実効税率)

最終更新: 2026/10/23 / 令和8年4月1日現在の法人税率・標準税率(防衛特別法人税を含む)

計算する

別表四の所得金額(繰越欠損金控除後)。「1000万」のようにも入力できます
1億円以下が対象。均等割は本来「資本金等の額」で判定します
2026年4月1日以後の開始なら防衛特別法人税がかかります
設立初年度など1年未満の事業年度は、800万円・400万円などの区切りと均等割を月数で按分
従業者数(均等割の区分)
市町村民税の均等割は、事務所等の従業者数が50人を超えると高くなります(1つの市町村に事務所がある前提)

法人税等の計算方法

法人の所得にかかる税金は、国税の法人税・地方法人税・防衛特別法人税と、地方税の法人住民税・事業税・特別法人事業税です。このツールは、中小法人(期末資本金1億円以下)が標準税率で課税される場合を、次の順に計算します。

法人税 = 年800万円以下の部分 × 15% + 800万円を超える部分 × 23.2% 地方法人税 = 法人税額(1,000円未満切捨て)× 10.3% 防衛特別法人税 = (法人税額 − 年500万円)× 4% ※令和8年4月1日以後開始事業年度 法人住民税 = 法人税額 × 7%(道府県民税 1% + 市町村民税 6%)+ 均等割 事業税 = 年400万円以下 × 3.5% + 400万〜800万円 × 5.3% + 800万円超 × 7.0% 特別法人事業税 = 事業税(所得割)× 37%

計算例(資本金500万円・従業者50人以下・12か月・令和8年4月1日開始)

課税所得法人税防衛特別法人税合計負担率
3,000,000450,0000741,60024.72%
8,000,0001,200,00001,959,80024.50%
10,000,0001,664,00002,695,70026.96%
20,000,0003,984,00006,376,10031.88%
50,000,00010,944,000237,70017,654,90035.31%

所得が小さいほど負担率が高く見えるのは、所得に関係なくかかる均等割(この例では年7万円)を含めているためです。所得5,000万円の防衛特別法人税は、(10,944,000円 − 5,000,000円)× 4% = 237,760円 → 100円未満切捨てで 237,700円 です。

中小法人の実効税率(参考)

事業税と特別法人事業税は翌期の損金になるため、所得に対する実質的な税率(法定実効税率)は次の算式で表されます。

実効税率 = (法人税率 ×(1 + 地方法人税率 + 住民税率)+ 事業税率 + 特別法人事業税率)÷(1 + 事業税率 + 特別法人事業税率)
所得の区分(年)実効税率(標準税率)
400万円以下の部分21.37%
400万円超 800万円以下の部分23.17%
800万円超の部分33.58%
800万円超の部分(防衛特別法人税がかかる部分)34.43%

上の表は所得の各部分にかかる限界的な税率で、均等割を含みません。計算ツールの「負担率」は、その年の税額の合計(均等割を含む)を課税所得で割った平均の負担率です。

このツールで計算しないもの

  • 超過税率: 東京都・大阪市など多くの自治体は、資本金や所得が一定以上の法人に標準税率より高い法人税割・事業税率を適用します(このツールは標準税率)
  • 外形標準課税: 資本金1億円超の法人の事業税(付加価値割・資本割)。資本金1億円超は計算できません。資本金1億円以下でも、令和7年度・令和8年度の改正で対象になる法人(前事業年度に外形標準課税の対象で資本金と資本剰余金の合計が10億円超の法人、資本金と資本剰余金の合計が50億円超の法人等の100%子法人等で2億円超のもの)があります
  • 軽減税率不適用法人: 3以上の都道府県に事務所等があり資本金1,000万円以上の法人は、事業税の所得割が一律の税率になります
  • 所得10億円超の17%: 令和7年4月1日以後開始事業年度で所得金額が年10億円を超える場合、年800万円以下の部分も17%(このツールは15%)。資本金5億円以上の法人の100%子会社や、適用除外事業者(前3年の平均所得15億円超)も軽減税率の対象外です
  • 税額控除・特別控除: 賃上げ促進税制、研究開発税制、所得税額控除など
  • 中間申告で納付した税額、グループ通算制度、協同組合等・公益法人等・医療法人の税率

よくある質問

赤字でも法人税等はかかりますか?

所得が0円以下なら法人税・地方法人税・事業税などはかかりませんが、法人住民税の均等割(資本金1,000万円以下・従業者50人以下なら標準で年7万円)はかかります。

防衛特別法人税はいつから、誰にかかりますか?

令和8年4月1日以後に開始する事業年度から、法人税額(基準法人税額)から年500万円を控除した金額に4%を掛けて計算します。法人税額が500万円以下(中小法人・12か月なら課税所得がおおむね2,438万円以下)なら税額は0円ですが、防衛特別法人税の確定申告書の提出は必要です。

中小法人の軽減税率15%は誰が使えますか?

期末資本金1億円以下の普通法人などです。ただし、資本金5億円以上の法人の100%子会社などは使えません。また、所得金額が年10億円を超える事業年度は17%になります。

負担率と実効税率の違いは何ですか?

このツールの負担率は、その年に納める税額の合計を課税所得で割った割合で、均等割を含みます。実効税率は、事業税が翌期に損金になることを考慮した所得1円あたりの理論上の税率で、均等割を含みません。

出典

更新履歴

  • 2026/10/23: 公開(中小法人の法人税等、防衛特別法人税、所得ごとの早見表)

このツールは公表された算式・料率による一般的な計算で、個別の税務相談に代わるものではありません。料率・税額表は改定されることがあります。実際の申告・納付・給与計算では、国税庁などの最新の資料をご確認のうえ、専門家にご相談ください。計算は入力した端末の中だけで行い、入力内容は送信・保存しません。

計算の次は、記帳も自動に。

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